キジバト、鳴き声だけは知っていた

キジバト イラスト

街にいるハトは2種類います。私も最近まで気づきませんでした。一つはキジバト、もう一つはカワラバト(ドバト)です。普段はひとくくりに「ハト」と認識している人も多いのではないでしょうか。

声のイメージが強い「ポーポー デデッポー」

キジバトは声で存在に気付くことが多いです。「ポーポー デデッポー」という特徴的な鳴き声がどこからともなく聞こえてくると、あ近くにいるんだな、と気づきます。

最近までは、声を聞くとキジバトが鳴いているなと言うことはわかるのですが、姿がわからなかったのでどんな鳥かなと思っていました。地元の京都には寺社仏閣が多く、キジバトの声をよく聞いたものです。「あれはキジバトの声や」と周りの人が言っていたので鳴き声だけは知っていました。キジバトは、ムクドリやはヨドリくらいの大きさで、こぶりな鳥で灰色のイメージが以前はありました。カワラバトと比べて数が少ない鳥だと思っていました。

実は街中でも見つけることができます

カワラバトとキジバトを判別できるようになってわかったのは、東京の街の中で見かけるということ。善福寺川周辺で見かけるハトのほとんどはキジバトという実感です。キジバトの方が多いと思っています。

キジバトの特徴

まずは先ほどお話しした「鳴き声」です。次に挙げられる特徴は、首に黒色・灰色のストライプがあることです。判別するにはこれが一番わかりやすいと思います。それ以外の特徴としては、翼と背の赤茶色のうろこ模様です。最近では声を聞かなくても、遠くから姿を見ただけでも、キジバトとわかるようになりました。

参考:日本の鳥百科(キジバト)鳴き声も聞けますよ

つがいでいるのをよく見かけます

キジバトを見かけるときは、2匹でいることが多いです。多分つがいだと思います。ハトは「ピジョンミルク」といって、口の中でミルク状の栄養液を作ることができます。おっぱいのようなものでしょうか。そのため、年中繁殖することができます。一般的に、ひなに与えるエサの多い春など、シーズンは限られているので繁殖は年に一回だけという野鳥が多いです。

それでピンときたのはベビー用品の会社「ピジョン株式会社」です。僕も娘たちのグッズでよくお世話になっていました。ピジョンミルクが社名の由来かな?と思い調べてみると、ハトが平和のシンボルであることから、赤ちゃんの幸せを願い平和で豊かな社会であってほしいと願う強い想いが込められているとのこと、なるほどと思いました。

参考:ビジョン株式会社

ハトといえばカワラバト(ドバト)

じつはハトと一般的にいう時、指すのはカワラバトの方です。こっちがメジャーなのですが、僕にとってはキジバトの方がよく見かけるし身近なハトです。カワラバトの話もぜひ読んでみてください。
ハトと言えば「ドバト」、正式には「カワラバト」

キジバト イラスト
最新記事をチェックしよう!