ワカケホンセイインコ 大きな鳴き声に派手なビジュアル、東京で軽やかに舞う

ワカケホンセイインコ イラスト

僕とワカケホンセイインコの出会いは桜の季節。善福寺川沿いでぶらぶらと花見がてら散歩していたら、桜の花びらでなく、花がまるごとがスーっと落ちてきました。しかも次から次に・・・。よく見ると、足元に花がごろごろと転がっていました。

ん??と思って見上げると、そこにいたのはビビッドな緑色の鳥、ワカケホンセイインコでした。桜の花をブチブチちぎって落としていました。

それから気にしてみていると近所で頻繁に見かけるということがわかりました。

 

ワカケホンセイインコってこんな鳥

 

野生化したインコ

もともとはインド、スリランカなどに分布しています。原産国では農作物を荒らす害鳥とみなされています。言葉を覚えるため飼い鳥として日本に持ち込まれましたが、1960年代に東京都世田谷区のアメリカンスクールの敷地内で繁殖するようになったといわれており、繁殖域を拡大中です。

 

ビビッドな蛍光色、南国の香り漂う風貌

日本の野鳥っぽくなく、体も大きいし色も鮮やかです。野鳥図鑑で見ると全長42cm、大きいです。

基本的に植物食です。雌雄ともに同じ色をしています。全身黄緑色で尾羽が長く、顔と翼は色が濃いです。赤い大きなくちばしが目立ちます。見た目に関しては、正直・・・私にはアゲハチョウの幼虫にしかみえません!(好きな人ゴメンナサイ!)

日本野鳥の会のメルマガで、ワカケホンセイインコの尾羽が「ニラ」のよう、というスタッフさんのコメントが。青ネギでなくニラです。平たいニラはクニャ〜となりますよね。まさに言い得て妙だなあ、と思いました。

桜の蜜が好きなのですが、くちばしが大きすぎてうまくなめられません。そのため花ごと切って蜜をなめています。冒頭でご紹介した桜を次から次に落としていた、というのは蜜をなめるためだったのですね!

 

中部地方から九州、東京周辺に多い!

中部地方から九州までに局地的に生息し、東京周辺に最も多く生息しています。

樹洞で繁殖し、その周辺で一年中生活するものが多いです。市街地の銀杏並木や欅(けやき)の大木にねぐらをつくります。場所によっては数百羽の群れが集まるねぐらがあります。

先日も近くの善福寺緑地で20〜30羽のワカケホンセイインコの群れが1羽の猛禽類(たぶんオオタカ?)に追い回されているのを見ました。

 

鳴き声「キー」「キョル」「キャラキャラ」

割と大きな声で鳴きます。街の中の電信柱などに留まっているものよく見かけます。

頭上から大きな派手な声が聞こえて、ふと見上げると、ビビッドなワカケホンセイインコが電線に留まっています。

かと思うと伴侶には「キャラキャラ」と優しい声で話しかけたり、そんな一面ももつワカケホンセイインコです。

 

外来種について

ワカケホンセイインコは外来種ですが、僕は外来種という呼び方にやや違和感を感じています。確かに本来の生態系が壊されることに危機感を感じる気持ちもわかります。

しかし、そもそも鳥類は他の種と違い、多くの野鳥は渡り鳥であり国境に関わらず飛び回っています。なぜ、ドバトやガビチョウ、そしてこのワカケホンセイインコなど一部の野鳥だけが外来種と区別されるのでしょうか?

もし本当に外来種として問題なのであれば、アメリカザリガニやオオクチバス、ブルーギル、ミシシッピアカミミガメのように大問題になる前に対策を講じるべきと考えます。

、私もこの問題については正直勉強不足です。今後もう少し良く調べていきたいと思います。

日本の空に緑色のワカケホンセイインコがのびのび飛び回る。みなさんはこの絵をどのように感じられるのでしょうか。

 

 

 

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