ハクセキレイ、身近な野鳥ナンバーワン

ハクセキレイ イラスト画像

僕のフィールド、善福寺川沿いで見ない日はない

ハクセキレイは本当によく見ます。一年中見ます。見ない日はないくらい、スズメよりよく見かけます。

僕にとっては身近な野鳥・ナンバーワンです。

ハクセキレイを初めて見た東京港野鳥公園

初めてハクセキレイを見た場所は、東京港野鳥公園です。初めて東京港野鳥公園を訪れたときでした。

東京港野鳥公園は大田区にある公園で、干潟に飛来する水鳥なども観察できる、野鳥好きが集う公園です。ここにはレンジャーの方が常駐されていて、野鳥の様々な疑問について、それはそれは丁寧に教えて下さいます。僕はスタッフの方に会うために時々訪れます。

また子ども向けのイベントやワークショップもあり、家族で行っても、子どもも大人も楽しめる公園です。

バードウォッチング用の双眼鏡を使ったのも、このときが初めてでした。レンジャーの方が貸してくださったのですが、双眼鏡のレンズを通して初めて見た鳥がハクセキレイだったのです。

初めてづくしの思い出のつまったハクセキレイです。

 

飛んだときがきれい

ブログの冒頭のイラストは僕が描いています。イラストでもわかるように、ハクセキレイは白と黒のツートンカラーです。ハクセキレイは体自体はスズメより少し大きいくらいの鳥ですが、尾っぽが長いので全長はスズメより随分スリムに細長く感じます。全長20センチくらいです。

ハクセキレイの好きなところは、羽ばたくときの純白の羽です。何回見てもうっとりします。冬場がより白が際立って見えるので、羽ばたく姿をみたときにキレイだなあと感じます。

また歩く姿もとてもかわいいのです。長い尾っぽを上下に揺らしながら川沿いのコンクリートの上をすべるように歩いています。ハクセキレイは英名「wag tail」と言います。「wag」は振るという意味なので、ハクセキレイの特徴と言えるでしょう。

 

飛ぶ姿をみて納得「ハクセキレイ」の名前

ハクセキレイはパッと見た目は黒と白のツートンです。なぜ「ハク(白)セキレイ」と名付けられたんだろうと不思議に思っていました。

なるほど、と思ったのは、羽を羽ばたかせるときです。白い羽がフワッと開く様子を見て、ここから名前がつけられたのかな、と思いました。

同じセキレイの仲間に「セグロセキレイ」がいるのですが、僕は今まで2回しか会ったことしかありません。旅行中に、佐賀県嬉野温泉の河川敷で、もう1回は京都の相国寺の池で。東京ではまだ出会ったことがありません。

鳴き声は「チチン チチン」 飛びながら鳴く

地面にいるときは鳴かないしアスファルトの色と同化しているのであまり気づきません。その存在に気づくのは、飛び立つ時です。

飛び立つ時に「チチン チチン」と鈴のような声を出すのです。そこでやっと「あ、ハクセキレイ」と気づかせてくれるのです。

 

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