バードウォッチングではどんな服装がいい?工夫ひとつで楽しい野鳥観察に!

バードウォッチング 服装

バードウォッチング(野鳥観察)に出かけよう!と思ったとき、「どういう格好で行けばいい?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。バードウォッチング初心者であればなおさらですよね。

バードウォッチングは基本的に自然の中に出かけていくことになるので、季節や天候の影響を受けやすいものです。そのため、準備をしっかりしておくにこしたことはありません。いくつかのポイントを押さえておくことで、ストレスなく楽しくバードウォッチングを楽しむことができます。

今回はバードウォッチングのときの服装やスタイルについて、バードウォッチング歴2年の僕がご紹介していきます。これからバードウォッチングをやってみたい、という方はぜひ参考にしてみてください。

 

備えあれば憂いなし!バードウォッチングの服装とは

季節を問わず、バードウォッチングの服装で押さえておきたいのは5つです。長袖・長ズボン・帽子・リュック・靴、そして雨の備え。順番にご紹介していきます。

基本は長袖・長ズボン・帽子の3点セットが基本

長袖・長ズボン

野鳥に刺激を与えないように、存在に気付かれないように、ということから迷彩色が良さそうに思われるかもしれませんが、必ずしも迷彩色でなくても大丈夫です。とはいえビビッドな色だと目立ってしまいますので、気持ちアースカラーのような自然になじみやすい色がおすすめです。

黒も目立たないのでついチョイスしたくなりますが、黒はハチなどに襲われやすく、また熱がこもりやすいため蚊が寄ってきてしまいます。黒は避けた方がいいでしょう。

帽子 

帽子もマストアイテムです。夏は紫外線対策に、冬は防寒のためにかぶるようにしたいものです。

 

リュックやショルダーバック

バードウォッチングのときは双眼鏡やカメラをのぞいたり、観察ノートに記入をしたりするので両手は空けた状態にしておきましょう。そのため、リュックやショルダーバックがおすすめです。

僕は双眼鏡を首に下げ、いつでも両手でのぞきたいので、散歩がてら近くの公園などに行くときはショルダーバックを、遠くの山などに行くときはリュックとショルダーバックの2つを持って出かけています。

 

トレッキングシューズやスニーカー

近くの公園であればスニーカー、ちょっとした林や低山であればトレッキングシューズもおすすめです。歩き回るだけでなく、野鳥が飛来するのを「待機」したり、じーっと観察したりすることも多々あり、いずれにしても靴底がしっかりしたものがおすすめです。

特に初めてのスポットに行く際は履きなれた頑丈な靴をおすすめします。現地に到着してみると意外と足元が悪かったり、アップダウンがあることもあります。初めてのスポットに赴く際は要注意ですよ!

 

雨対策

雨対策は必須ですね。近所であれば問題ないかもしれませんが、ちょっとしたトレッキングコースのような低山であっても、山の天気は変わりやすいものです。レインコートは持っておいたほうが安心です。

ひさしの大きめの帽子をかぶって行くというのも良いと思います。多少の雨なら気になりませんし。

 

レインコート・ポンチョ

コンパクトに折り畳めるタイプのものが便利ですね。待っていた野鳥がやっときたのに、雨で泣く泣く雨宿りしないと・・・なんてことにならないように用意しておきたいですね。

 

長靴

以前記事でもご紹介しましたが、日本野鳥の会の長靴がおすすめです。山だけでなく水辺のフィールドでも大活躍。コンパクトに収納もできますので、雨が降っていないときはリュックに入れておくこともできます。

日本野鳥の会の長靴、かわいい上に最高に履きやすい!

 

バードウォッチングの服装〜夏・冬〜

バードウォッチングを始めるようになって、野鳥で季節を感じるようになりました。暑い季節、寒い季節でも季節の鳥はやってきますし、鳥たちは元気です。夏も冬もぜひフィールドに出かけたいものです。

とはいえ人間にとっては過酷な季節、快適に過ごすための一工夫アイデアをご紹介します。

 

バードウォッチングの夏〜熱中症対策〜

帽子

熱中症と紫外線対策にマストアイテムです。特に首までカバーできるタイプであれば体力の消耗も防ぐことができます。首に巻くひんやりタオルなども真夏などはおすすめです。

 

夏でも長袖がおすすめ

実は夏でも長袖を着られることをおすすめします。UV対策と虫対策のためにです。灼熱の太陽が照りつける中、半袖やノースリーブよりも腕をカバーしたほうが、日焼けはもちろん体力も消耗しません。

あと、個人的には夏でも襟のある服が好みです。理由は双眼鏡のストラップが直接肌に触れないからです。Tシャツとかだと汗だくの首にストラップがべっとりとくっつきますので気持ち悪いのです。歩いたときに双眼鏡が左右にフラフラ揺れるのを防ぐ効果もあります。

また、夏場のフィールドは山の方が多くなります。そうなると蚊など虫が多いものです。野鳥をずーっと観察したり、飛来するのを「待つ」のもバードウォッチングにはつきものなので、虫対策は絶対必要です。ポータブルの蚊取り線香を腰につけている人もたまにおられます。

 

バードウォッチングの冬〜寒さ対策〜

冬のバードウォッチングは冬鳥を観察ことが多くなります。“待ち”のシーンも多くなるため、寒さ対策は必須ですね。

ダウンジャケット

軽く暖かいダウンジャケットはバードウォッチングのときにもおすすめのアイテムです。春秋にベストタイプのダウンベストも重宝します。(少し、水鳥の気持ちがわかるカモ。)

カイロ

使い捨てのカイロをバッグに入れておくのがおすすめです。手足が冷えてしまったときにすぐ使えますし、貼るタイプの靴用や腰用などもあると寒さをしのぐことができます。

 

③レッグウォーマーやマフラー

寒さは“首”から入ってきます首、足首、手首です。その冷気の入口をしっかり閉じておくことで体が冷えるのを防ぐことができますし、ポイントで温めることで、体全体がポカポカと温まってきます。準備しておくと安心ですね。

 

まとめ

バードウォッチングは季節によって見られる野鳥も異なり、四季を野鳥で感じることができます。季節ごとに気持ちよく過ごせるようちょっとした準備をしておくことで、野鳥観察をしっかり楽しむことができます。

今回の記事を参考に、バードウォッチングに出かけるときの服装をちょっと工夫してみてください。そうすることでバードウォッチングを快適に楽しめることができますよ。

 

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