ムクドリ、飛ぶ姿がカイトのよう

ムクドリ イラスト

ムクドリの特徴

鳴き声「キュリュ キュリュ」「ジェー ジェー」

 色んな声で鳴きます。キュリュキュリュ、ジェージェー、リャーリャー、ギャーギャーなど色々です。そして鳴き声がとても大きいです。僕には小刻みの電子音のように聞こえるときがあります。

顔が白い

 全体的には灰黒色ですが、顔に白い羽毛が入り混じっています。個人的には、映画「バットマン」に出てくるジョーカーみたいだなあと思っています。英語ではwhite-cheeked starlingです。白いほっぺのムクドリなんですね。

飛び方が直線的

 パタパタではなく、ステルス戦闘機のようにスーッと空を滑るように飛びます。尾が短いので飛ぶと翼が尖って見えます。翼を広げたときの形が他の鳥とは違うように見えます。普通は羽根を広げると裾が扇状になります。ジュディ・オングの「魅せられて」の衣装のように。一方ムクドリは羽根の裾が一直線でカイトのようです。

芝生の上でついばんでいることが多い

 よく見かけるのは、芝生や草の上です。昆虫や落ちている木の実などをついばんでいます。10数羽で一心についばんでいます。

ものさし鳥

 大きさの目安となる「ものさし鳥」の一つです。スズメ、ムクドリ、ハト、カラス、がいます。全国的によく見かける鳥が選ばれているのですが、ムクドリに関しては、南西諸島では冬に、北海道では夏に見かけるので、ムクドリよりヒヨドリがものさし鳥にいいのでは、という人もいます。

名前の由来

 ムクドリは漢字で書くと「椋鳥」です。ニレ科の椋(むく)の樹洞によく巣を作っていた のでそこから名付けられました。また「群れ来る鳥」が転訛したという説もあります。

 参考:『由来がわかる野鳥の呼び方事典』

ヒヨドリとの違い

同じくらいの大きさで、街中でよく見かける鳥にヒヨドリがいます。妻は区別がつかないといいます。区別するときにわかりやすい特徴を以下にまとめました。またヒヨドリは頭がボサボサで寝癖っぽいのも特徴的です。

  ムクドリ ヒヨドリ
くちばし・足の色 黄色・だいだい色
見かける場所 芝生など地上で 木や電線の上
鳴き声 キュリキュリ ジェージェー ヒーヨヒーヨ

こちらのヒヨドリの記事もよかったら参考にしてみてください。

またムクドリ寸の鳥でツグミも見分けがつきづらいという人もいらっしゃいます。ツグミは冬によく地上でみかけますが、ツグミは単独でいることが多く、人が近づくとすぐに逃げます。一方ムクドリは群れていることが多いです。そして人が近づいても逃げないので、割と近くで裸眼で姿を見ることができます。

迷惑に感じる人もいる

ムクドリは夏の繁殖期はつがい単位で行動し、木の穴にこっそり巣を作ります。ヒナが巣立った夏の終りくらいから群れ始めます。秋~冬には群れが大きくなり、冬には万単位の大群になることも!その巣が市街地に作られることもあり、スズメの大群ならかわいいものですが、ムクドリは体も大きいですし、しかも鳴き声も大きいので、糞と騒音とで「迷惑な鳥」「うるさい鳥」という印象をもたれているのも現実です。それはカラス以上かもしれません。

ムクドリは冬に見かけるイメージがあるけど

ムクドリは南西諸島や北海道以外では基本的に年中見かける留鳥です。ただなぜか冬に見かけるイメージが強いです。夏場はあまり街中でも見かけません。山の上などにいっているのでしょうか。

実は僕は昔ムクドリは好きではありませんでした。なぜかというと、僕の好きな野鳥は小さい鳥なので、ムクドリの体の大きさ、声の大きさが苦手でした。でも最近は「かわいいなあ」と思うようになりました。見かけることが増え、身近になり愛着がわいたからだと思います。

 

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