メジロと初めて出会ったのは梅の季節の北野天満宮で
メジロに初めて出会ったのは、2011年の2月、京都の北野天満宮でのことでした。梅で有名なこの神社で紅梅の枝にとまっていました。その時はメジロとは思わず
「梅にウグイスだなあ」と一人しみじみ感じ入っていました。帰宅後母にその話をしたら
「それは多分メジロよ」と言われ、びっくりしたことを覚えています。
確かにそれはメジロでした。きれいなウグイス色、何と表現したらいいのか、抹茶色に近い柔らかな黄緑色と言ったらわかりやすいでしょうか。
花札の「梅にうぐいす」も多分メジロが描かれていると言われています。ウグイスは褐色で昆虫を餌とするので、梅の枝にとまり蜜を吸うということはありません。
またウグイスのテーマのときにじっくり触れようと思いますが、ウグイスはうぐいす色ではないのです。ウグイス色はメジロの色なんですね。
ウグイスについてはこちらの記事もご参考に。
もっとも身近な鳥のひとつ、メジロ
近くの善福寺川で、エナガ・シジュウカラ・メジロ・コゲラが集まってよく飛んでいくのを見かけます。混群といって、外敵から身を守るため、餌を効率的にみつけるためなのですが、メジロは群れの中盤で頑張ってついていっています。
またメジロは意外と街中でもよく見かけます。新宿の高層ビル群の街路樹なんかでも日常的に見かけます。通勤の合間にこっそり癒やされたりしています。出勤時の密かな楽しみです。
メジロは珍しい鳥ではありません。とても身近な野鳥なのです。
メジロはかわいい!萌えポイントランキング 1位は鳴き声
メジロはスズメより小ぶりの鳥です。とても愛らしい僕も大好きなのですが、
メジロの萌えポイントをご紹介します。
1位 小さな細い声で「チィ チィ」
僕にとってのメジロの萌えポイントです。街で小さな声で鳴いているのですが、僕はすぐに気づいてしまいます。
2位 目の周りが白い
名前の由来にもなっている通り、特徴は名前からもわかるように目の周りが白いことです。つぶらなひとみが際立って何とも言えません。
3位 うぐいす色
日本的なその色合いが好きです。インコとは違うあの深い色合いが秋冬の灰色の風景にパッと映えるのが美しいなあと見入ってしまいます。
落葉している秋冬はメジロを見つけやすい
基本的にメジロは1年中いて、声で「あ、いるな」とわかります。特に秋冬は見つけやすい気がします。というのは春夏は生い茂った葉っぱで姿が見えませんが、秋冬は葉が落ちるため存在を確認しやすいのです。
またメジロはとても落ち着きのない鳥です。チョコマカ枝上で動き回ったり、枝から枝に飛び移ったり動きが多く見つけやすいと思います。
私は写真は取りませんが、写真で狙うとなると大変だろうと思います。