とても美しく、可愛いけれどどことなくはかなげ…浜辺の小鳥メダイチドリについて今日はお話をしたいと思います。
念のために申し上げますが、本記事はバードウォッチング初心者の私が出会った野鳥についてご紹介します。
私が初めてメダイチドリに出会ったのは5月の谷津干潟でした。ハマシギの群れに交じってひときわ輝く宝石(ジュエリー)のような小鳥に出会いました。
それがメダイチドリでした。偶然に夏羽のこの野鳥に出会ったわけですが、とても美しいオレンジ色にひと目でファンになりました。
メダイチドリの特徴
ルックス
何と言ってもオレンジ色の美しい胸が特徴の小鳥です。大きさは19.5cmほど。
オレンジ色の小鳥と言えばジョウビタキやヤマガラ、コマドリなどがいますが、海辺の小鳥できれいなオレンジ色と言えば、やはりこのメダイチドリが断トツにかわいいと思います。
ちなみにこのオレンジは夏羽で、冬羽は他のチドリに似て地味です。初めて出会ったのが夏羽で良かったと思います。冬羽で出会っていたら印象が大きく異なっていたことでしょう。
オレンジ色の野鳥についての記事もご参考に
【オレンジ色の野鳥】クチバシ、お腹、背中がオレンジ色、あの鳥は何?
食べるもの
餌は主に甲殻類や貝類を食べますが特に「ゴカイ」が大好きです。
SNSなどでも干潟の土からゴカイをピョーーンと引っ張り出す写真をよく見かけます。
代表的な絵ですね。
鳴き声
プル、クリリと鳴きます。
会える季節
旅鳥です。数羽から小群で渡来します。
暖地で一部越冬するものがいますが、基本的に春と秋の渡りの季節に日本の沿岸に立ち寄ります。
会える場所
干潟や入り江に群れで立ち寄ります。私が見たのは干潟でした。
名前の由来
チドリ科チドリ属。以前コチドリを記事にしましたが、千鳥足、千鳥格子のあの千鳥です。昔から我々にとっても身近な野鳥だったんですね。
メダイチドリを漢字で書くと「目大千鳥」です。繁殖期のメダイチドリは目の周りの黒い過眼線がよく目立ちます。遠目からみると目の周りの黒い部分が大きく、それが大きな目に見えるというのが由来です。
英名は「Mongolian Plover」 意味は蒙古千鳥です。確かに繁殖地はモンゴルやカムチャツカ半島あたりなので、それを表現しているのでしょうね。
まとめ
最近、海でバードウォッチングをする際に野鳥を遠巻きにしか観察できないので物足りなさを感じています。望遠鏡があれば良いのですが、私は倍率の低い双眼鏡しか持っていないため迷うところです。美しい波に誘われて、そろそろ望遠鏡買っちゃおうかなあ。
三脚付きで!
浜辺でも小鳥が見やすいように!
次の春に間に合うように!
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