僕の鳥生活はジョウビタキから始まった

ジョウビタキ 画像

ジョウビタキとの出会い

僕が鳥に興味を持った日のことは今でも鮮明に覚えています。

それは8年ほど前住んでいたアパートの窓から見た鳥です。休みの日の夕方、南向きのベランダから外を見ていたら、隣の軒先から飛び立ったのか、オレンジ色の鳥が目の前をスッと飛んで行きました。「きれいな鳥だなあ」と思いました。気になりネットで調べると「ジョウビタキ」ということがわかりました。

スズメ、ハト、カラス以外の鳥を知らなかった僕

その時初めて、スズメ、ハト、カラス以外の鳥も街の中で見ることができるんだと気づいたのです。それくらい鳥に関しては何も知りませんでした。メジロのことをウグイスと思っていました。ベタですが…。

ジョウビタキと会ってから、街の中を歩いていて鳥の存在を気にするようになりました。すると意外とたくさんの種類の鳥がいることがわかりました。

ジョウビタキのおかげで、僕は鳥に興味を持ち始めました。

ジョウビタキってこんな鳥

バードウォッチングをちゃんと初めて1年が経ちました。知っている鳥の種類も少しずつ増え、鳥の知識も少しずつ増えてきました。ジョウビタキのこともわかるようになりました。

大きさはスズメくらい

大きさはスズメと同じくらいの大きさです。

ちなみに、鳥の大きさを表現する時に、基準となる“ものさし鳥”として、スズメムクドリ、ハト、カラスが指標として使われます。

別名・紋付き鳥

ジョウビタキは「紋付き鳥」とも呼ばれます。というのは黒地の翼に白い斑(はん)があるからです。紋付き袴のように白いワンポイントがあるのです。

目印は、お腹の明るいオレンジ色

ジョウビタキの特徴は、お腹部分の明るいオレンジ色です。厳密にいうと、オスの特徴です。メスはしっぽの方だけ明るいオレンジ色です。鳥ってオスとメスでルックスが違うんですよね。

この明るいオレンジ色が秋の木々の色合いに映えて絵になるんですよ~

 

名前の由来

鳥の名前は、由来を知っていると頭に入りやすいので、いつも僕は調べるようにしています。

「尉(じょう)」とは能では老翁のこと

 ジョウビタキの「ジョウ」は「尉」という字です。これは能では老翁のことを表します。 というのは、ジョウビタキのオスは頭部が白です。(メスは褐色です)

「ヒタキ」は天空の城ラピュタにも登場

 ヒタキはいろんな種類がいます。ラピュタで、ロボットに守られていた鳥がありましたよ ね。それがヒタキです。(ジョウビタキではありません)鳴き声が「ヒ・ヒ」「カチ・カチ」というところから「火焚き(ひたき)」がきてるんですね。

秋の訪れを感じるといえば、さんま、くり、そしてジョウビタキ

ジョウビタキは渡り鳥で、秋から冬にかけて日本で見ることができます。ジョウビタキを見かけるようになると、「あ、秋がきたんだなあ」と感じるわけです。僕にとってはさんまや栗と同じくらい、秋の到来を感じる愛おしい存在です。

今年は会えるかな

とはいうものの、実は今季はまだジョウビタキに会えていないのです。一瞬「ジョウビタキ!?」という機会は2回ありました。

1度目は近所で出会ったのですが、双眼鏡を持っていなくてはっきりと確認できず。年々視力の衰えで、鳥の飛ぶスピードについていけません…。この反省をもとに、最近はちょっとしたお出かけでも双眼鏡を持ち歩いています。娘も「お父さん双眼鏡もった?」と忘れ物チェックしてくれます。

2度目は、10月深大寺植物公園にダリアを見に行った時、しげみの中で、もしや!と見入っていましたが、多分キビタキ(メス…自信70%)だったようです。その間ベビーカーで寝ている娘を放置してしまい、ふと気づくと「この子は置き去り?」みたいに人だかりが出来ていて、父焦りました。

またジョウビタキに会えたら、ブログでご報告しますね!

 

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